【最新レビュー!】東方ロストワードって面白いの?

RPG
東方LostWord

東方LostWord
開発元:GOOD SMILE COMPANY, Inc
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東方ロストワード|原作を再現した世界観と弾幕バトルが楽しめる「東方Project」の二次創作RPG

東方ロストワード ビジュアル

こんにちは!さくらゲームです!

『東方LostWord (東ロワ)』は大人気作品「東方Project」の二次創作RPGです。

「面白そうだけど、みんなの評価どうなの?」

と気になっているあなたのために、実際に遊んで感じたことをまとめてみました!

原作を再現した世界観と弾幕シューティングを取り入れた独自の戦闘システムが魅力!

 

東ロワの面白ポイント

  • 東方シリーズの独特の世界観を再現
  • 原作の要素を取り入れた戦闘システム
  • 豊富なアレンジBGMが楽しめる

ブラウンダスト2|超美麗グラフィック

■ハイエンド2Dグラフィックスで描かれた、圧倒的な世界観のアドベンチャーRPG!

■美しいマップを自由に探索しながら、敵によって戦略を変える頭脳戦が楽しめる!

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東ロワってどんなゲーム?

東方ロストワードは、同人ゲームである『東方Project』シリーズの二次創作に当たるロールプレイングゲームです。

東ロワ バトル画面 カットイン演出

プレイヤーは東方シリーズに登場する『幻想郷』に外来人として訪れ、シリーズの人気キャラ達と共に幻想郷に起こる『異変』を解決します。

シューティングゲームにおけるショットのパワーアップや、ボムである『スペルカード』の仕様など、原作のシステムが組み込まれた一風変わった戦闘システムを搭載しています。

ゲームの特徴をざっくりまとめると以下のような感じ。

  • 東方シリーズの独特の世界観を再現
  • 原作の要素を取り入れた戦闘システム
  • 前代未聞の『キャラボイスシステム』

具体的にお伝えしてきますね!

東方シリーズの独特の世界観を再現

このゲームは東方シリーズの二次創作ゲームとなっており、原作に登場した幻想郷を舞台に物語が展開していきます。

プレイヤーは『博麗神社』や『紅魔館』といった幻想郷の要所を訪れ、そこに住むキャラ達と出会い、時に気紛れに協力し合い時に適当な理由で『弾幕ごっこ』と呼ばれる戦いを繰り広げます。

東ロワ キャラ同士の掛け合い

原作を踏襲した東方キャラ同士の掛け合い

二次創作ながらキャラの性格などに脚色は少なく、原作のようなキャラ同士のやり取りが行われ、東方シリーズのどこか緩い独特な世界観を見事に表現しています。

原作の要素を取り入れた戦闘システム

今作の戦闘システムは、原作である弾幕シューティングの要素を取り入れた、一風変わった戦闘システムとなっています。

東ロワ バトル画面 コマンド選択

敵を攻撃することでパワーアップアイテムを手に入れたり、他シューティングゲームにおけるボムにあたる『スペルカード』が戦闘開始直後から使用可能だったりと独特です。

また原作ではお馴染みの『拡散(収束)ショット』や『グレイズ(弾をギリギリで回避)』などのシステムも搭載されており、それらが合わさって他に例の無い戦闘システムを作り出しています。

前代未聞の『キャラボイスシステム』

東方ロストワードには、それぞれキャラに対応した声優が当てられていますが、何とそのボイスを切ってしまうことが可能です。

東ロワ キャラボイス選択画面

これは本来『ボイスの存在しない原作プレイ済みのユーザーへの配慮』であり、チュートリアルでボイスの有無を設定することさえ可能です。

また、1キャラにつき3人の声優が存在するほどの拘りがあるものの、キャラのボイス欄では『~程度の声』で表示され、担当声優の名前が表示されないというとても独特な仕様になってるんです!

面白い点・残念な点

実際に東ロワを遊んでみて、良いなと感じたこと・残念と感じたことをまとめてみました!

ココが◎

 

  • きちんと原作を意識して作り込まれている
  • 豊富なアレンジBGM
  • 戦闘システムが独特で面白い

 

ココが△

 

  • 良くも悪くも二次創作要素が強い
  • 一部のBGMがネタに走り過ぎている
  • チュートリアルが不親切

 

◎きちんと原作を意識して作り込まれている

タイトル画面でも表示されますが、このゲームはあくまで『東方シリーズの二次創作ゲーム』となっています。

しかし、キャラの掛け合いや背景の細かい書き込みなど、原作をリスペクトしたと思われる仕様が各所に散りばめられています。

東ロワ 緻密に書き込まれた背景

緻密に書き込まれた背景

二次創作特有のキャラ改変なども少なく、原作の雰囲気に近い世界観を楽しむことが可能です。

◎豊富なアレンジBGM

今作のBGMは全て『東方シリーズ』にて使用されたBGMのアレンジバージョンとなっています。

中にはナイト・オブ・ナイツなどニコニコ動画等で人気となったアレンジも収録されており、戦闘演出に一役買っています。

東ロワ 画面切り替わりのBGM名の表示

また、BGMが切り替わる際には必ず画面左上に曲タイトルと作曲者が表示されており、気に入った作曲者の曲を探すことも容易となっています。

◎戦闘システムが独特で面白い

上記の通り、今作の戦闘システムはかなり独特なものとなっており、他のRPGには無い戦略を立てて遊ぶことが可能です。

特に開幕でスペルカードが発動できたり、回数限定ながらグレイズを使用して、任意のタイミングで攻撃の完全回避が出来たりと、キャラの行動に制約が少なく設定されています。

東ロワ スペルカード発動時の様子

スペルカード発動時の様子

とはいえ、シューティングと同じく最初からスペルカードやグレイズを多用すると、後に苦戦する…という部分まで再現しており、どこでどの行動をするかという駆け引きが楽しめます。

△良くも悪くも二次創作要素が強い

これは『二次創作あるある』とも言えるものなのですが、ネタバレになるため詳細は書きませんが、今作はかなりオリジナルのストーリーがぶっ飛んでいます。

東ロワ オリジナルストーリー

やや強引なオリジナルストーリー

キャラの性格付けや、幻想郷の世界観もきちんと原作を踏襲しているように見えるのですが、このストーリーに至るまでの導入がかなり素っ頓狂で、賛否両論が分かれる部分になるだろうと感じました。

また、一部のやり取りにご都合主義的な場面が多く、二次創作に寛容な方でないと純粋に楽しめない可能性があります。

△一部のBGMがネタに走り過ぎている

今作のBGMは東方シリーズにて使用された原曲のアレンジであることは前述の通りですが、一部のキャラのBGMが極端にネタに走っているものになっています。

東ロワ ネタに走ったBGM

他と比べて明らかにネタに走ったBGM

他のキャラのBGMが真面目にアレンジされたものであったため、プレイしていて凄まじく違和感を覚えました。

せめてボイスと同じように使用するBGMを選べなかったものか…と思います。

△チュートリアルが不親切

このゲームの戦闘は、他に比べて独特だと説明しましたが、それを説明するチュートリアルがかなり不親切でした。

パワーアップアイテムによる強化効果や属性の有利不利、またグレイズの仕様などの説明が非常にわかりにくく感じました。

また、一番困ったのは『ゲストキャラ参戦の際、空いた部分に自分の手持ちのキャラを編成できる』という説明が無かったことで、これにより無駄な足止めを食らうと言う苦い経験をしました。

東ロワの評価と感想まとめ

実際に「東ロワ」を遊んでみて、あぷもり編集部が判定した総合評価がこちら!

東方LostWordの評価
ストーリーの良さ (4.0)
操作性の良さ (3.5)
遊びやすさ (4.0)
グラフィックの良さ (4.0)
音楽の良さ (5.0)
戦略性の高さ (4.5)
おすすめ度 (4.5)

全体的に世界観が良く、ゆるい雰囲気のゲームを探している人におすすめできる作品だと感じました。

原作経験者であれば、BGMのアレンジやゲームシステム、キャラのやり取りにニヤリとする場面も多く、また東方を知らないユーザーでも、声優などの存在ですんなりと世界観に入り込めると思います。

一部BGMのネタに極振りな選曲や、余りにも素っ頓狂なオリジナル要素への導入などが気になりましたが、概ね楽しく遊べています。

ただキャラの排出率はもう少し多くしてほしいですね…数が必要なのに殆ど手に入らないのはキツく感じました。

東方LostWord

東方LostWord
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